咳が止まらない

3種混合ワクチンを受けることで咳が出にくくなる?

Q:子どもに3種混合ワクチンを摂取させました。これによって咳が出ない状態が一生続くのでしょうか?

 

A:3種混合ワクチンは5〜10年程度で効力を失います。

 

3種混合ワクチンというのは、ジフテリア、百日咳、破傷風の3種のワクチンを混合したものです。3つの病気の英語の頭文字をとってDTPワクチンと呼ばれることもあります。

 

3種混合ワクチンは1968年から全国の子どもたちを対象として始められました。それ以前にはまず1949年からジフテリアトキソイドの予防接種が行われるようになっており、その後1958年からは百日咳のワクチンを加えて二種混合ワクチンとなりました。そして1964年に一部の地方団体で破傷風トキソイドを加えた3種混合ワクチンの接種が始められ、これが1968年からは全国で行われるようになったのです。

 

咳が止まらないという症状を持つ百日咳のワクチンが含まれたことで、これ以降百日咳の発症率は大幅に低下しました。しかし3種混合ワクチンで効力が出るのはあくまでも百日咳による咳が止まらない状態のみで、すべての場合にはあてはまりません。

 

3種混合ワクチンの接種年齢としては、理想的なパターンとして、1期初回接種が生後3ヶ月から1歳くらいまでとなっており、3〜8週間の間を空けて3回の接種が行われます。また1期つ追加接種は、初回の接種の後、1年から1年6ヶ月後に1回接種をします。

 

3種混合ワクチンの2期はDTと呼ばれるもので、ジフテリアと破傷風のワクチンのみが接種されますが、年齢としては11歳程度が望ましいとされています。

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