咳とインフルエンザ

インフルエンザ

咳のでる病気としてインフルエンザも、しばしば大流行することがあります。今でこそインフルエンザの原因となるウィルスも解明され、即効性のある特効薬なども開発されましたが、歴史を振り返ると、有名なスペイン風邪や香港風邪などで、何万にも及ぶ人々が亡くなっています。

 

これらは風邪と呼ばれているものの、実際は風邪よりも数段症状が重くなるインフルエンザであったことがわかっています。

 

風邪とインフルエンザはしばしば間違って診断されることがあります。咳が止まらない、激しく咳き込むなどといった症状は、風邪でもインフルエンザでも見られるものだからです。

 

風邪とインフルエンザの大きな違いは発熱です。インフルエンザでは39度から40度にもなるような、高い熱が3〜4日ほど続くのが大きな特徴です。これに対して風邪であれば高くても38度程度の発熱ですから、この違いによって素人でも風邪とインフルエンザを区別することは、比較的容易になってきました。

 

インフルエンザの症状としては、筋肉痛や頭痛とともにいきなり39度や40度の高い熱が出ることが典型的なパターンです。また鼻が詰まり、悪寒がし、喉もひどく腫れあがります。このように風邪とインフルエンザは似てはいるものの、各々の症状に関しては、インフルエンザの方が劇的な現れ方をします。

 

インフルエンザで怖いのは、放置したままで重症になると、もはや抗生物質などの薬が効かず、他の重篤な病気を併発してしまうことがあるという点です。気管支炎やインフルエンザ肺炎、細菌性脳炎、脳症などを併発した場合には、最悪のケースとして死亡することもあります。

 

このようにインフルエンザはひじょうに危険な病気であることを理解して、ふだんから食事や運動などで体のコンディションを最良の状態に保つように心がけましょう。またインフルエンザが原因で、咳が出る間は、人ごみの中に出るとインフルエンザの菌を撒き散らすことになりますので、完全に治るまでは、会社なども休むようにしましょう。

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