咳と百日咳

百日咳

咳が中々止まらない、延々と咳が出て、ようやく治まるまでには約3ヶ月程度も日数がかかる。典型的な百日咳の症状です。一般的には、百日咳は風邪をこじらせたために、咳だけが残っている状態だと勘違いされることが多いようです。しかし百日咳は風邪とは異なります。

 

百日咳の患者数は世界規模で見ると、毎年2000〜4000万人程度となっています、そのうちの約9割を占めているのが、発展途上国の子供たちです。百日咳はそれほど重要な病気だと考えていない人も多いようですが、実際には世界で年間約20〜40万人ほどの人が百日咳によって命をなくしています。決してあなどってはいけないのです。

 

百日咳にはワクチンが有効です。しかしワクチンの効果は一生続くわけではなく、最大でも12年ほど、短い場合には約4年程度で効力を失ってしまいます。

 

百日咳は日本においても、しばしば地域的な大流行をすることがあります。すでにワクチンの効力が失われた人が多いため、いったん流行し始めると、その速度はかなり速く、また感染率も高いとされています。

 

大人の百日咳では発熱を伴うことがあります。また咳が発作的に出るかと思うと、しばらくの間全くでなくなることもあり、その繰り返しとなることも珍しくありません。

 

最近の研究では百日咳と慢性疲労症候群などとの関連性も指摘されています。また咳が止まらないという症状から、マイコプラズマ肺炎などと誤診されてしまうこともあります。

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