咳と肺癌

肺癌

しつこい咳と痰、発熱、それはもしかしたら普通の風邪ではなく、肺癌かもしれません。

 

咳が出る病気にはいろいろなものが考えられますが、肺癌もその重要なものの1つです。肺癌が厄介な病気であることは、まず初期の段階ではほとんどの人が無症状であるということです。また最初の症状としては咳や痰、発熱、倦怠感、胸の痛みなどがありますが、これらは風邪や肺結核などの病気でも、同じように起きます。そして会社などの検診の際にエックス線をとってみた時に、初めて肺癌であることに気がつくというケースが後を絶ちません。

 

肺癌になりやすい人というのは、やはり煙草を吸う人が1番にあげられます。煙草は成分の中にタールなどの肺癌物質を大量に含んでいます。また煙草から出る煙にも、肺癌を引き起こす成分が含まれています。それによって自分は煙草を吸わないにもかかわらず、配偶者などの喫煙の影響を受けて、肺癌を発症する人が多くなってきています。煙草は百害あって一利なし、人の健康にまで害を及ぼすのですから、きっぱりと止めることが肝心です。

 

また肺癌には大きく分けて、肺門と呼ばれる部位に発症しやすい中心性癌と、肺野の部位に発生しやすい末梢型肺癌とがあります。中心性肺癌では、比較的早い時期から咳や痰が出るようになります。また癌の進行とともに、閉塞性肺炎を併発することも多いのですが、残念なことには胸部エックス線では発見することができないという問題があります。

 

一方の末梢型肺癌には、息をすることが苦しくなったり、胸の痛みが出たり、また発熱と同時に、あばら骨や背骨などがひどく痛むケースがあります。

 

こうした肺癌は、その種類にかかわらずさまざまな臓器に転移しやすいという、怖い性質があります。これは肺が体の中央部分に位置していることも原因となっていますが、脳や骨、リンパ節、肝臓、副腎などは特に転移しやすい部位となっています。

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